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31顆粒リンパ球増多症

Granular lymphocyte-proliferative disorder (GLPD)
[WHO]Mature T-cell and NK cell neoplasm ; Lekukemic / disseminated ;
T-cell large granular lymphocytic leukemia

顆粒リンパ球増多症とは、末梢血中に細胞質に粗大なアズール顆粒を有する顆粒リンパ球が増加する病態であり、反応性と考えられるものから腫瘍性の疾患まで含まれる。顆粒リンパ球にはT細胞とNK細胞のものがあり、腫瘍性の疾患についてWHO分類ではT-cell large granular lymphocyte leukemiaとAggressive NK-cell leukemiaの2つの病型が定義されている。

LH750 測定データ

顆粒リンパ球増多症 Granular lymphocyte-proliferative disorder (GLPD) [WHO]Mature T-cell and NK cell neoplasm ; Lekukemic / disseminated ;T-cell large granular lymphocytic leukemia

 

スキャッタープロット

顆粒リンパ球増多症 Granular lymphocyte-proliferative disorder (GLPD) [WHO]Mature T-cell and NK cell neoplasm ; Lekukemic / disseminated ;T-cell large granular lymphocytic leukemia

スキャッタープロット/ヒストグラム解説

スキャッタープロットは正常パターンに類似しているが、青色のリンパ球領域は左右への拡張が認められ、散乱強度の弱いリンパ球と強いリンパ球が混在していることを示唆しており、リンパ球内の顆粒状態を反映している可能性が推察される。デフィニティブ・メッセージとしてLymphocytosis #が出現している。

末梢血液像

顆粒リンパ球増多症
ライト・ギムザ染色:x400

末梢血液像

顆粒リンパ球増多症
ライト・ギムザ染色:x1000

 

 

目視データ

Blast  
Promyelocyte  
Myelocyto  
Metamyelocyto  
Band  
Seg 9.0%
Lymphocyto *85.0%
Atypical LY  
Monocyto 6.0%
Eosinophil  
Basophil  
Other  
total 200
NRBC/100WBC  
赤血球/その他の所見 *顆粒(+)

末梢血液像

顆粒リンパ球増多症
ライト・ギムザ染色:x1000

診断および解説

健康診断にて白血球増多を指摘され、精査目的にて当院血液内科受診。受診時の血液検査ではWBC 13.7×103/μL (リンパ球84%)、Hb 10.1 g/dL、Plt 223×103/μLであり、塗抹標本では細胞質に顆粒を有する顆粒リンパ球の増加が認められた。自覚症状は認めていない。これらのリンパ球は細胞表面マーカー検査にてCD2、CD7、CD16、CD38であり、顆粒リンパ球増多症と考えられた。提示データは経過観察中のものである。末梢血塗抹標本上には大リンパ球大で細胞質が比較的広く、細胞質にアズール顆粒を有する顆粒リンパ球が多く認められている。

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