HOME > 血液検査コーナー > 「ネットで形態」 血液形態自習塾 > 第2部 > 3.実践的な観察・骨髄編

「ネットで形態」 血液形態自習塾 第2部
 末梢血・骨髄像の見方&考え方

A(後骨髄球)、B(単球)、C(単球)、D(桿状核球)、E(好塩基球)、
F(リンパ球)、G(単球)

[選択細胞] 単球、後骨髄球、桿状核球、単球、リンパ球、好塩基球

【同定法】
核形、核網(クロマチン網工)が鑑別のポイントで、以下細胞質の色調、顆粒へと同定していきます。
A〜Eは類似細胞ですが、核網の繊細、核の切れ込み(湾入)からB、Cは単球です。A、Dは同系列の細胞でAは後骨髄球、Dは桿状核球になります。Eは核網は粗荒で大きな好塩基性の顆粒が核の上にも散在することから好塩基球です。F、Gは核網と核形不整の差がポイントで、粗荒と円形核からFはリンパ球、Gは単球です。


≪前のページへ目次ページへ次のページへ≫

 

ページトップ