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「ネットで形態」 血液形態自習塾 第3部
 造血器腫瘍の診断〜ソフトに関する戦略〜

リンパ節の機能と構成細胞

リンパ節の基本構造は他の成書に譲ることにします。

  • リンパ節の機能として、リンパ球増殖の場、抗体産生、異物処理などがある。
  • リンパ節の構成細胞は、リンパ球系細胞が主体をなし、組織球や樹状細胞も分布している。
  • 表在リンパ節は顎下、頚部、腋下などに存在し、正常では1cm以下であり、通常では明らかに触知することはない。反応性に触知する場合は、圧痛のない柔らかな触診がなされる。
  • 全身性リンパ節腫脹は非連続性の3箇所以上のリンパ節領域に腫脹がみられる場合をいう。
  • リンパ節が腫脹を来たすメカニズムとして以下のものがある。
    @何らかの抗原に対して反応し、リンパ節内でのリンパ球、マクロファージの数的増加.
    A局所感染における炎症細胞の浸潤.
    Bリンパ節局所で腫瘍化したリンパ球、マクロファージの増殖.
    Cリンパ節外からの悪性腫瘍細胞の浸潤、転移.
    D脂質代謝異常症での代謝物質を蓄積したマクロファージの浸潤.

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