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アジェンコートSPRI®核酸抽出・精製試薬キットアジェンコートSPRI®核酸抽出・精製試薬キット

SPRIテクノロジー(Solid Phase Reversible Immobilization:可逆的固定法)アジェンコート核酸試薬キットに用いられるSPRI(スプライ)テクノロジーは、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)ホワイトヘッド研究所にて培われてきた、核酸試料の調整及びシーケンシングのノウハウをもとに開発された常磁性微小ビーズを利用した独自の核酸抽出・精製法で1)、ビーズの粒子表面に核酸を可逆的に結合させる特許技術です。アジェンコートSPRIの磁性ビーズは、品質が高度に管理されており、粒子の大きさが均一になるよう製造されています。このため、再現性の高いデータを生み出します。また、直径約1.0μmと微小で粒子集団として表面積が大きく、高い核酸結合キャパシティーを有します。
1) Hawkins, et. al., Nucleic Acids Res. 1995 (23): 4742-4743


製品ラインアップ

DNAシーケンス反応後の精製

  • CleanSEQ®
    ダイターミネータ除去試薬キット
  • PCR反応後の精製
    AMPure® XP
    PCR反応産物の精製試薬キット

DNA抽出

RNAの抽出および精製

専用マグネットアクセサリ


コアシェル構造

SPRI磁性ビーズは、共重合ではなくコーティングによって化学合成するため、コアとポリマー表面組成が均一に保持されたコアシェル構造を持ち、次のような特徴を持ちます。

  • 40%の鉄成分含有:鉄成分含有量が多い微小粒子のため、残留を少なくできます。また、磁気への応答性が早く、精製時間を短くできます。
  • マイナスに帯電した表面:酵素反応を阻害するカオトロピック塩含有などの溶媒を用いません。
  • 非スチレンのポリマー表面: 非特異的な結合を防ぎます。

SPRI磁性ビーズを採用したアジェンコートSPRI®核酸抽出・精製キットは、下記の特徴を持ちます。

  • 臨床研究に不可欠な、再現性の高いデータが得られます。
  • 高純度のDNA、RNAを抽出・精製することが可能です。
  • 実験ステップには減圧ろ過や遠心がなく、試料や消耗品のロスを防ぎます。
  • 抽出にはPCR反応や制限酵素処理などの酵素反応を阻害するカオトロピック塩を用いません。
  • 人体や環境に有害な、有機溶媒を使用しません。
  • 均一な微小粒子により、長時間にわたる工程においても粒子のコロイド状態が長く維持されます。
  • オートメーションによる自動化に最適です。


SPRI核酸抽出精製の基本的プロトコール
 
ステップ1:SPRI磁性ビーズへの核酸の結合
  • 核酸を含む溶液にSPRI磁性ビーズを加えます。
  • 核酸だけがSPRI磁性ビーズにトラップされ、残渣は溶液に溶解した状態で残ります。
ステップ2:夾雑物の除去
  • マグネットによる磁力でSPRI磁性ビーズを固定します。
  • 不純物を含む溶液をチップで吸引し、洗浄を行います。
ステップ3:溶出
  • 溶出バッファを加え、核酸をSPRI磁性ビーズから溶出します。

アジェンコートとは

アジェンコートバイオサイエンス社は米国4大ヒトゲノム・シーケンスセンターの1つとして知られるマサチューセッツ工科大学(MIT)ホワイトヘッド研究所発のスピンアウトベンチャーとして、ボストン郊外のビバリーに2000年7月に設立されました。同社は民間企業としては唯一、NIH (米国国立衛生研究所)を構成する27の研究機関の1つである国立ヒトゲノム研究所(NHGRI )が指定する大規模シーケンスセンターの1つとして認定されました。現在は、月間250万レーンものシーケンス処理能力を保有し、NHGRIが推進する高等動物ゲノムプロジェクトの一翼を担うとともに、ダナ・ファーバー癌研究所や製薬企業などからのDNAシーケンス業務を行う世界最大の民間受託DNAシーケンス企業です。また、設立した研究者らが確立したSPRI技術のライセンスをホワイトヘッド研究所から独占的に取得し、受託シーケンスおよびサンプル調整のノウハウをもとに開発した核酸抽出・精製試薬キットを供給しており、自ら行う受託DNAシーケンスにも顧客に供給するものと同じ核酸抽出・精製試薬キットを使用しています。2005年会社合併後より、アジェンコートSPRIR核酸抽出・精製キットはベックマン・コールターが供給しています。




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