HOME > ライフサイエンス分野 > 核酸抽出・精製試薬キット

FFPEサンプルからのゲノムDNA・RNA精製試薬キット  FormaPure™ KitsFFPEサンプルからのゲノムDNA・RNA精製試薬キット FormaPure™ Kits

資料請求はこちらから

FormaPureはホルマリン固定パラフィン包埋(Formalin-Fixed Paraffin-Embedded: FFPE)組織から全核酸(ゲノムDNAおよびRNA)を抽出・精製する試薬キットです。キットに含まれるSPRI磁性ビーズは均一で微小なために核酸との結合面積が大きく、高収量の核酸を得ることができます。また、均一で微小なSPRI磁性ビーズは、既存のカラム法に比べて核酸との結合表面が洗浄バッファーに露出する確立が高いため、高純度の全核酸を精製することができます。さらに、SPRI磁性ビーズの大きさと形状が均一であるため、再現性の高い結果を産生します。また、独自のSPRI磁性ビーズ技術は人体や環境に有害なキシレンやフェノールなどの有機溶剤の使用を必要としません。真空ろ過や遠心も必要無いため、Biomekを用いた自動化にも対応し、組織切片から全核酸を約6時間で精製することが可能です(詳細なプロトコールはこちら)。


  • ゲノムDNAおよびRNAを高収量で抽出精製
  • 得られるDNAおよびRNAは高純度
  • 高い再現性
  • 一つの実験操作でゲノムDNAおよびRNAを同時に抽出精製
  • 真空ろ過や遠心の必要がなく、有機溶剤を使用しない
  • 独自の脱クロスリンク作用を持つ
  • マニュアル操作、自動化ともに対応(プロトコールはこちら
  • パラフィン消化処理を含め、最短約6時間の実験操作

高収量

FormaPureで他の試薬キットに比べてより多くの核酸を抽出精製できます。

A社およびB社製キットとFormaPureを比較

Table 1. A社およびB社製キットとFormaPureを比較した。10ミクロンのラット肝臓由来のFFPEサンプルから抽出精製した核酸について、β-アクチンを指標とし、real-time PCR定量からDNA濃度を算定した結果、他社キットの約5倍の収量であった。

上記実験でのreal-time PCR定量のリードアウト図。

Figure 1. 上記実験でのreal-time PCR定量のリードアウト図。

Figure 2. real-time PCR定量から得たCt値の比較。他社製品に比べて、Ct値が低い。

Figure 2. real-time PCR定量から得たCt値の比較。他社製品に比べて、Ct値が低い。


抽出精製された高純度なRNA

下表(Table 2.)に示した製品評価では、吸光度比は1.79〜1.83(260/280nm)および1.06〜1.21(260/230nm)でした。アジレント社バイオアナライザによる評価結果(Figure 3.)でも、高純度なRNAが高い再現性で抽出精製されていることが分かります。

ラット肺FFPE切片からFormaPureを用いて抽出精製したRNAのデータ

Table 2. ラット肺FFPE切片からFormaPureを用いて抽出精製したRNAのデータ。10ミクロンの切片を用い、5回のリプリケート実験を行った。

上表(Table 2.)で得られた5つのRNAを、アジレント社バイオアナライザで解析

Figure 3. 上表(Table 2.)で得られた5つのRNAを、アジレント社バイオアナライザで解析した。


断片化された核酸の回収

ホルムアルデヒドによる固定は、核酸および蛋白質などの組織成分間のランダムなクロスリンクを引き起こします。FormaPureには独自の脱クロスリンク剤が試薬内に含有されています。下図(Figure 4.)に見られるように、FormaPureは異なる組織由来および保存年数の試料から核酸を抽出します。なお抽出される核酸の品質は、ホルマリン固定処理のプロセスやサンプルの保存状態など様々な要因の影響を受けます。

Figure 4. 6ヶ月間保存のヒト肝がん組織、1年間保存のヒト結腸ガン組織、および2年間保存のヒト肺組織(各々5ミクロンの切片)から抽出精製したDNAおよびRNAをテンプレートとして、GAPDHの300bpのアンプリコンをPCR反応で増幅し、2%のアガロースゲル電気泳動で確認した。各々Lane 9はネガティブコントロール。

実験ステップ

AとBのステップでは非キシレン溶剤およびプロテナーゼKにより、パラフィンと組織切片を溶解する(AとBの前処理は自動化した場合もマニュアルによる操作が必要)。このステップで脱クロスリンクも行う。

  1. 1. 核酸をSPRI磁性ビーズに結合させる。
  2. 2〜5. SPRI磁性ビーズを磁気で分離し、エタノールおよびイソプロパノールにより十分洗浄する。
  3. 6. SPRI磁性ビーズから核酸を溶出する(詳細なプロトコールはこちらから)。

Agencourt FormaPure オーダーインフォメーション

製品名 製品番号 容量 内容構成 価格(税別)
Agencourt FormaPure Kit - Small A33341 50サンプル分 Lysis Buffer
Bind I Buffer
Bind II Buffer
Wash Buffer
Proteinase K
Proteinase K Buffer
\40,000
Agencourt FormaPure Kit - Medium A33342 96サンプル分 Lysis Buffer
Bind I Buffer
Bind II Buffer
Wash Buffer
Proteinase K
Proteinase K Buffer
\57,600
Agencourt FormaPure Kit - Large A33343 384サンプル分 Lysis Buffer
Bind I Buffer
Bind II Buffer
Wash Buffer
Proteinase K
Proteinase K Buffer
\153,600
関連アクセサリ   初回使用時に購入が必要です
製品名 製品番号 価格(税別)
SPRI Stand Magnetic 6-tube Stand (2mLチューブ用) A29182 \27,000
SPRI Plate 96R Ring Super Magnet Plate (96ウエルプレート用) A32782 \86,000




ページトップへ