1989年のP/ACE™2000シリーズの発売より様々な改良を加え、キャピラリー電気泳動の長年の経験を集積させたワールドスタンダードモデルのキャピラリー電気泳動装置がP/ACEシステムMDQです。
紫外可視吸収検出では「フォトダイオードアレイディテクタ」と「波長選択式ディテクタ」の2種類の検出器を用意しています。これらに加え、感度と選択性を飛躍的に向上させる「レーザ誘導蛍光ディテクタ」が搭載可能であり、新たな蛍光検出法開発などにも重宝します。液体冷媒によるキャピラリーの高精度な温度制御機能は、泳動条件の幅を広げるとともに再現性を向上させます。またpKaのような温度依存のある物性値を求める際にも有効です。
地球環境にやさしいキャピタリー電気泳動分析法は、HPLCと比べてアセトニトリルなどの溶媒の消費量と廃液量がゼロ、または1/20以下です。

P/ACEシステムMDQは各種の分離モードに対応しており、有機/無機イオン性物質の分析のみならず、光学異性体、DNA、RNA、糖鎖など、様々な検体の分析を可能とします。
また質量分析計(Mass Spectrometry)と接続する事により、CE-MSとして有機物の同定を含めた解析にも対応します。
| キャピラリー電気泳動の代表的な分離モード | ||
|---|---|---|
| キャピラリーゾーン電気泳動 | Capillary Zone Electrophoresis | CZE |
| ミセル動電クロマトグラフィ | Micellar Electrokinetic Capillary Chromatography | MEKC |
| キャピラリーゲル電気泳動 | Capillary Gel Electrophoresis | CGE |
| キャピラリー等電点電気泳動 | Capillary Isoelectric Focusing | cIEF |
データ例、ニュースレター、ガイドブック
測定データ集
1989年のP/ACEシーリーズの販売以来、約20年間にわたるキャピラリー電気泳動の経験を集積させたデータ集です。核酸・医薬品・薬物・毒物・アミノ酸・ペプチド・タンパクなど、多種多様な分析例をご覧下さい。
- 独自の液体冷媒によるキャピラリー温度制御機構が、発熱を抑えて泳動状態を一定に確保。
- アプリケーションに合わせて検出器が選択可能)
- 各種質量分析計への接続が可能
- サンプル保管部分のみの温度制御が可能
アクセサリ・消耗品 一覧
| 仕様 | |
|---|---|
| 最大電圧 / 電流 | 30kV(極性逆転可能)/ 300µA |
| キャピラリー温度制御 | 専用冷媒による液冷式、15〜60℃ |
| キャピラリー加圧制御 | -34〜689kPa(-5〜100psi)、試料注入時は-34〜172kPa(-5〜25psi) |
| サンプル温度制御 | 5〜60℃(室温25℃) ※ この機能使用時でも、泳動バッファは室温に保たれます。 |
| 測定波長域 | 190〜600nm 標準 200、214、254、280nm 350〜750nm |
| レーザモジュール | アルゴンイオン(488nm)、半導体(635nm) |
| 寸法 | 本体:570(W)×613(D)×690(H)mm (PC含まず) レーザモジュール(アルゴンイオン):263(W)×360(D)×635(H)mm |
| 重量 | 本体:70.5kg レーザモジュール(アルゴンイオン):40kg |
| 電源 | 本体:100V、50/60Hz、8A |
| 価格(税別) | |
|---|---|
| P/ACEシステムMDQ UVディテクタ仕様 | \6,211,000 |
| P/ACEシステムMDQ PDAディテクタ仕様 | \7,011,000 |
| P/ACEシステムMDQ UVディテクタ/PDAディテクタ仕様 | \7,601,000 |
| P/ACEシステムMDQ UVディテクタ/1波長蛍光ディテクタ仕様 | \9,028,000 |
| P/ACEシステムMDQ UVディテクタ/2波長蛍光ディテクタ仕様 | \9,328,000 |








