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キャピラリー電気泳動装置キャピラリー電気泳動装置

アセトニトリルを用いないキャピタリー電気泳動

ベックマンコールター社がお届けするキャピラリー電気泳動装置は、無機イオン、有機イオン、タンパク質、糖鎖、DNA、RNA、光学異性体(エナンチオマー)薬物・農薬の分析をサポートします。

アセトニトリル供給不足に対応できるキャピタリー電気泳動

皆様からの、課題解決のためのご相談をお待ちしております。


キャピラリー電気泳動 Capillary electrophoresis:CE


キャピラリー電気泳動は、内径が20〜100μm、長さ10〜100 cm程度の細長いフューズドシリカキャピラリーで行なわれる電気泳動技術です。キャピラリーは細長いだけでなく微小であるが故に、電気泳動に際して発生するジュール熱が小さく、その放熱も容易です。その結果熱対流による試料分子の拡散を抑制する事ができ、電解液中での試料成分の電気泳動移動度の違いに基づく分離、すなわち自由泳動による良好な分離が可能になります。
陽イオンと陰イオンの分離だけでなく、同性イオン同士(たとえばNa+とK+)でも適切な電解液により電気泳動移動度の違いで分離する事が可能です。このようにキャピラリー電気泳動による分離対象は、無機イオン類や有機イオン類などの中・低分子も含まれ、キャピラリーゲル電気泳動法によってカバーされるタンパク質・糖鎖DNA・RNA光学異性体(エナンチオマー)などの生体高分子に限定されません。
印加される電圧は10〜30 kVとかなり高電圧ですが、キャピラリー断面積が小さいので電流量はµAレベルです。HPLC法のカラムと同様に、一般にキャピラリーが長いほど良好な分離能が期待できます。

アセトニトリル供給不足、代替メタノールを用いないキャピタリー電気泳動分析法

検出は、キャピラリー途中(オンカラム法)での紫外・可視吸収検出です。レーザビームでの励起によるレーザ誘導蛍光検出も応用でき、高感度と選択性(見たい成分だけが見える)を得る事が出来ます。またキャピラリーの末端を直接質量分析計に接続し、オンラインでの質量解析による検出(CE-MS法)も可能となります。この場合には質量分析計におけるMSn解析(この場合はCE-MSn法)も併せて利用可能です。
また中・低分子についてはTOF型質量分析計との接続により得られる精密質量から、未知試料の元素組成を求める事もできます。

キャピラリー電気泳動には幾つかの分離モードがあり、代表的な分離モードは以下の4種類があげられます。

キャピラリーゾーン電気泳動
Capillary Zone Electrophoresis:CZE
試料の電気泳動移動度の違いに基づいて分離、無機イオン類、有機イオン類、ペプチド、タンパク質などの分離に利用される。
ミセル動電クロマトグラフィ
Micellar Electrokinetic Capillary Chromatography:MEKC
弱イオン性物質や合成薬品などの分離に利用される
キャピラリーゲル電気泳動
Capillary Gel Electrophoresis:CGE
分子の大きさにより分離(分子ふるい効果)、タンパク質、糖鎖、DNA、RNAの分離に利用される。
キャピラリー等電点電気泳動
Capillary Isoelectric Focusing:cIEF
試料のもつ等電点の違いにより分離、タンパク質の分離に利用される。

  

ベックマン・コールター株式会社は、キャピラリー電気泳動技術を用いた幅広い製品群を提供しております。汎用性のあるキャピラリー電気泳動装置としては「P/ACEシステムMDQ」、タンパク質機能解析に威力を発揮する 「PA 800 plus」、DNAシークエンス解析・フラグメント解析・遺伝子発現定量解析を目的とした「GenomeLab GeXP」、これらの製品を日々の研究にお役立てください。



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