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全血・血清からのゲノムDNA精製試薬キット(研究用)Genfind™ v2 Kits全血・血清からのゲノムDNA精製試薬キット(研究用)Genfind™ v2 Kits

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Genfind™ v2はゲノムDNAを、全血や血清から抽出・精製する試薬キットです。Genfind v2はSPRI磁性ビーズの採用により、再現性が高く、高純度のゲノムDNAを抽出・精製できるため、貴重な臨床検体を用いた操作に最適です。さらに、SPRI磁性ビーズはクエン酸・EDTA・ヘパリンなどの一般的な抗凝固剤を確実に取り除くため、PCR反応など下流の酵素反応にも抗凝固剤の影響を受けません。また、Genfind v2は人体や環境に有害なフェノールなどの有機溶媒を使いません。

対応するアプリケーション:全血、血清、血しょう、FTAカードからのゲノムDNA精製。
*本製品は研究用です。体外診断薬ではありません。


  • 高再現性で高純度なゲノムDNAを精製
  • 抗凝固剤も確実に除去
  • 高収量:200μL1の全血から〜6μgのゲノムDNAを精製
  • 有機溶媒を使用しない

1. 96ウェルプレートプロトコールでの最大処理容は200μL、チューブプロトコールでの最大処理容は400μLとなります。


高再現性・高収量

Figure 1.にカラム法およびビーズ法による他社製品との比較を示しました。異なる条件下でもGenfind v2は他社製品に比べ、より安定的にゲノムDNAを抽出精製するため、抽出の失敗で必要となる再操作による貴重なサンプルのロスを抑えることができます。

フィルターろ過法およびビーズ法による他社製品との比較

Genfind v2 はインタクトな状態でゲノムDNAを抽出精製します(Figure 2A.)。また、様々な抗凝血剤存在下でもゲノムDNA精製を得ることができ(Figure 2A.)、下流の酵素反応操作も妨げません(Figure 2B.)。


抗凝固剤存在下でも確実に抽出・精製

Genfind v2により抽出精製したゲノムDNAと、他社製試薬キットを用いて抽出したゲノムDNAを定量PCR法に供した(Table 1.)。Ct値の結果から、Genfind v2により得られたゲノムDNA は高い再現性で、効率的にPCR反応により増幅されることを確認した。

0.8%アガロース電気泳動

Figure 2A. Genfind v2により200 μL のヒト全血から抽出精製したゲノムDNAを200 μLの純水で溶出したうち1 μL を0.8%アガロース電気泳動に供した。
M = 1 kb ラダーマーカー、
レーン1および2 = クエン酸血、
レーン3および4 = EDTA血
レーン5および6 = ヘパリン血

Figure 2B. Genfind v2で抽出・精製した2 μLのゲノムDNAをテンプレートとして、20 μL のPCR反応系により543bpのヒトADP ribosylation factor 1 (ARF1) 遺伝子領域を増幅したのち、10 μL のPCR反応液を4% アガロースゲルで電気泳動を行った。
M = 100 bp ラダーマーカー
レーン1および2 = EDTA血
レーン3および4 = ヘパリン血


高純度なDNAの抽出精製

定量PCRによる確認

Genfind v2により抽出精製したゲノムDNAと、他社製試薬キットを用いて抽出したゲノムDNAを定量PCR法に供した(Table 1.)。Ct値の結果から、Genfind v2により得られたゲノムDNA は高い再現性で、効率的にPCR反応により増幅されることを確認した。

サンプル Mean Ct値
Agencourt Genfind v2 で抽出精製したDNA 10 ng 21.50 ± 0.37
B社製キットで抽出したDNA 10 ng 21.40 ± 0.15
C社製キットで抽出したDNA 10 ng 20.18 ± 0.20
D社製キットで抽出したDNA 10 ng 21.35 ± 1.03
Agencourt Genfind v2 で抽出精製したDNA 1 ng 24.19 ± 0.17
B社製キットで抽出したDNA 1 ng 24.23 ± 0.48
C社製キットで抽出したDNA 1 ng 22.96 ± 0.31
D社製キットで抽出したDNA 1 ng 24.35 ± 0.77

Table 1. ゲノムDNAのCt値の比較
EDTAを抗凝血剤として含む全血からGenfind v2を用いてマニュアル法で抽出精製したゲノムDNAと、他社製試薬キットを用いて抽出したゲノムDNAについて、PCR反応での増幅効率を確認するために定量PCR法によりCt値を比較した。

分光光度計による確認

抽出したゲノムDNAの夾雑物は、その後の解析実験に阻害的に働くことが知られています。酵素反応に影響を与えるとともに、分光光度計による260および280nmでの吸光度比で算定するDNAを見かけ上高濃度にする塩の混在は、260および230nmでの吸光度の比を取ることにより推定できます。Genfind v2 systemは旧来の自社製品に比べて酵素反応に影響を与える残留塩濃度が低く、またA260に対するA230の値が低いため、260 および280nm での吸光度の比に基づく濃度推定がより正確です(Table 2.)。このため、Genfind v2で抽出精製されたDNAを用いることで、より確信を持って下流の解析実験を行うことができます。

Genfind v2により200 μL のヒト全血から抽出精製したゲノムDNAを200 μLの純水で溶出したうち1 μL を0.8%アガロース電気泳動

Table 2. Genfind v2を用い、それぞれ異なる抗凝血剤(クエン酸、EDTAおよびヘパリン)を含む凍結ヒト全血からDNAをマニュアル法で抽出精製し、それぞれ8つのレプリケートについて260/230 および 260/280 の吸光度比を算出した。

ゲノムDNA抽出精製の自動化

Genfind v2のプロトコールはマニュアル法にも対応しますが、反復操作に伴う人的コストとハンドリングエラーを低減させるためには自動化が最適です。SPRI磁性ビーズの採用により真空ろ過や遠心の必要がないGenfind v2は、ラボラトリーオートメーションシステムBiomekによる抽出精製の自動化に最適です。


実験ステップ

  1. Lysis BufferおよびプロテナーゼKにより全血もしくは血清を溶解
  2. 核酸をSPRI磁性ビーズに結合させる
  3. SPRI磁性ビーズを磁気で分離
  4. Wash Buffer 1 でSPRI磁性ビーズを洗浄し、夾雑物を除く
  5. Wash Buffer 2 でSPRI磁性ビーズを洗浄し、夾雑物を除く
  6. SPRI磁性ビーズから核酸を溶出する
  7. 溶出液を新しいチューブもしくは96ウェルプレートに分取する(詳細のプロトコールはこちらから

Agencourt Genfind v2 オーダーインフォメーション

製品名 製品番号 容量 内容構成 価格(税別)
Agencourt Genfind v2 Kit A41499 50サンプル分 Lysis Buffer
Wash I Buffer
Wash II Buffer
Binding Buffer
Proteinase K
Proteinase K Buffer
\30,000
Agencourt Genfind v2 Kit -4×96 Well Preps A41497 384サンプル分
(96 x 4)
Lysis Buffer
Wash I Buffer
Wash II Buffer
Binding Buffer
Proteinase K
Proteinase K Buffer
\115,000

関連アクセサリ 初回使用時に購入が必要です

製品名 製品番号 内容構成 価格(税別)
Magnetic 6-tube Stand A29182 2mLチューブ用マグネットスタンド \27,000


※本ページに掲載されている情報は、医療関係者の方々を対象にしたものです。

 






 

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