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平成26年度
日臨技中部圏支部医学検査学会(第53回) 報告

今年は富山市国際会議場にて開催され、弊社はランチョンセミナーを行いました。
「Disease State Management 〜貧血〜」と題し、疾患管理の視点での貧血症例のご紹介、検査単項目でない、血液、生化学、免疫やその他の検査結果からトータルに捉えることの重要性をお伝えし、100名近いお客様にご参加いただきました。ありがとうございました。

平成26年度日臨技中部圏支部医学検査学会(第53回)  ランチョンセミナー@】
【日     時】 2014年9月27日(土)12:00〜13:00
【会     場】 富山国際会議場2階 第一会場   MAP
【演     題】 「貧血Total solution(血液・免疫・生化学)」
― Disease State Management ―
【演     者】 横井 浩
ベックマン・コールター株式会社 Dx学術統括部門 ヘマトロジー学術部
【講演要旨】 近年、慢性疾患などにおいて疾患管理(Disease Management)と言った仕組みが、欧米先進国における医療政策の1つに上げられ、疾患を特定して保健医療コストの標準化(コントロール)とサービス品質の向上を考え、各疾患ベースのガイドラインを検証し、医療サービスの効率化、高品質(標準化、教育、健康増進)を目指し、欧米はもとより、ドイツ、オーストラリア、シンガポールなどで導入が試みられている。

米国に本社を置く、弊社の取り組みと致しまして「疾患管理(Disease Management)をやっていく上で、検査結果の品質は常に高くなくてはならない」「疾患管理と言うことを考えると、検査単項目でない、血液、生化学、免疫やその他の検査結果から考える(total solution)必要がある」ことは周知のことと思います。血液の機器(UniCel DxH800、SMS)、生化学の機器(AUシリーズ、UniCel DxC800、600)免疫の機器(Access2イムノアッセイシステム、UniCel DxI800、600システム)を販売する会社として、同一メーカーの機器による貧血関連検査項目の検査結果の検証並びに、情報提供・機器提供を目的とした「貧血Disease State Management」をご紹介致します。

貧血とは症候名であり、ヘモグロビンやヘマトクリット、赤血球数の変化によって貧血と認識され、貧血関連項目の検査を実施することで、鉄欠乏性貧血や巨赤芽球性貧血などに確定診断へと進み、疾患に位置付けされます。赤血球の前駆細胞であるBFU-Eから赤血球に至る成熟過程(赤血球回転)や、成熟に関わるエリスロポエチンやVit-B12,葉酸、鉄の動態を知ることで、MCVやMCH、MCHC、網赤血球と貧血関連項目(生化学検査、免疫検査)の繋がりを理解することが出来ます。また症候性貧血という様な、基礎疾患(癌、慢性炎症、腎性貧血)が隠れていて、結果として貧血が起る場合もあります。炎症と言う病態変化から鉄の欠乏状態になり、鉄欠乏性貧血の病態をとる場合もありますので、感染症などにおける炎症(CRP、IL-6)の流れなども交えた解説を試みてみます。その他にも貧血に、妊娠初期及び妊婦の貧血、老人性貧血、小児期の貧血なども加えてみたいと思います。貧血の確定診断に至るまでには、あらゆる検査を実施して確定診断に導くことは周知のことかと思いますが、「貧血Disease State Management」をご紹介する中で、total solutionの重要性を踏まえた貧血の捉え方を、私見を交えご説明させて頂き、現在行っている検討も最後にご紹介致します。


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