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ヘマトロジー講演会 in Nagoya 2016 報告

ヘマトロジー講演会in Nagoyaは、9月第三週の連休初日に、名古屋ミッドランドホールで開催されました。
当日は、残暑が厳しい土曜日でしたが、会場は例年通りの満席となりました。
池田先生からは、初級者を対象としたフローサイトメトリー検査についてご講演いただきました。フローサイトメトリー検査の院内化がされていない施設も多いため、ゲーティング方法や各細胞系統における表面抗原、異常所見の見方など、症例を用いてわかりやすく解説していただきました。また、阿南先生の講演では、細胞化学染色を用いた細胞形態診断について、それぞれの細胞化学染色における所見の捉え方や判定について、臨床的意義を踏まえたわかりやすく解説していただきました。
参加された方々は非常にわかりやすいスライドを眺めながら熱心にメモを取り、また、意見交換もある有意義な講演会となりました。今回も遠方から多数のご参加いただき、無事終了することができました。参加された皆様とご講演いただいた先生方に厚くお礼申し上げます。来年もより楽しんでいただける企画を準備し、9月に開催を予定しておりますのでご期待ください。

池田先生阿南先生大坪先生
岩崎先生会場

ヘマトロジー講演会 in Nagoya 2016
【日      時】 2016年9月17日(土)13:30〜17:00(受付 13:00)
【会      場】 ミッドランドホール
名古屋市中村区名駅四丁目7番1号  MAP
【主      催】 ベックマン・コールター株式会社
【お問合わせ先】 TEL : 0120-566-730 / 03-6745-4704
E-mail : bckkcas@beckman.com
【お申し込み
   締切日】
2016年9月14日(水)
定員になり次第締め切る場合があります。
【お申し込み】 満員御礼  お申し込み受付は終了致しました。ありがとうございました。
【お知らせ】

昨年(ヘマトロジー講演会 in Nagoya 2015)の様子はこちら!

内容紹介

【講演】

 

第1部

『初級者のためのフローサイトメトリー講座』

【 演 者 】
池田 千秋 先生(虎の門病院 臨床検体検査)


<サマリー>
フローサイトメトリー(以下FCM)は、比較的大きな規模の施設で検査されている「リンパ球サブセット」や「造血器腫瘍細胞抗原検査」などの印象が強く、外注先から却ってくる報告書も難しそうで苦手意識を持つ方も多いかと思われます。しかし、基本的な知識と検査方法について理解するだけで報告書やサイトグラムを理解することは難しくありません。また、我々が使用している自動血球計数装置はFCMを原理としているため、装置が教えてくれる情報をより有効に活用できるなど、日常検査においても非常に役立ちます。今回のセミナーでは、FCMの基本的な知識について実際の業務紹介を交え、血液検査を担当するFCM初心者に向けてやさしく解説します。


特別講演    

『血液形態診断を裏付ける細胞化学的所見の根底を探る』

【 演 者 】
阿南 建一 先生(福岡大学医学部 腫瘍血液感染症内科学)


<サマリー>
多岐にわたる血液疾患の診断における細胞化学染色の役割は大きく、光顕的診断の80%以上を占めていると言っても過言ではありません。
細胞化学染色はどこの施設でも実施することが可能であり、FAB分類が国際的分類として普及した理由はここにあると思われます。
なかでも、ペルオキシダーゼ染色、エステラーゼ染色、アルカリホスファターゼ染色、鉄染色、PAS染色は血液疾患の診断に不可欠であり、 日常血液検査室で取り組んでいる染色になります。
それらの結果報告については、どの細胞に適応し、どのような反応を呈し、いかに判定するかについては成書に基づいて行なっていますが、施設間にバラツキがみられるようです。本講では、それらのバラツキを少しでも解消することで、細胞化学染色が光顕的手法のゴールデンマーカーとして臨床診断の一役を担えるよう模索してみたいと思います。



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