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「ネットで形態」 血液形態自習塾 第2部
 末梢血・骨髄像の見方&考え方

血小板形態異常の判定基準と報告については日臨技の勧告法を参考にしましょう!

血小板形態異常の判定基準と報告法
関連項目 基準となるもの 記載報告
大型血小板 赤血球と同大(4〜8μm):5%以上 (+)
巨大血小板 赤血球より大(8μm以上):5%以上または1個でもあれば* (+)
顆粒異常 消失・色調の変化・分布異常:5%以上 (+)
形態異常 奇妙な形など:5%以上 (+)
血小板凝集 5個以上の血小板同士が凝集した場合 (+)
小型の骨髄巨核球 前骨髄球の大きさまで2個以上認めれば (+)
円形核の骨髄巨核球 単核で円形核の巨核球で2個以上認めれば (+)

1/100w(私見)

日臨技:血液形態検査に関する勧告法.1996を一部改変


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