HOME > 臨床検査分野 > 免疫検査ソリューション > 免疫検査項目 > 骨形成マーカー BAP(骨型アルカリフォスファターゼ)

 骨形成マーカー BAP
(骨型アルカリフォスファターゼ)

免疫検査項目一覧

資料請求はこちらから

m3.com Web講演会 資料請求


骨粗しょう症は、骨代謝サイクルにおける、骨細胞の吸収(破骨)と形成のバランスが崩れ、骨吸収が過剰になった場合に引き起こされます。骨の状態を知るには、骨形成マーカーと骨吸収マーカーが使われ、適切な治療法の選択や治療効果の測定ができます。
「アクセス オスターゼ」は、骨形成マーカーである骨型アルカリフォスファターゼ(BAP)の検査試薬で、骨粗しょう症における治療薬の選択や骨形成をモニタリングする際に使用されます。


骨代謝における骨吸収と骨形成

骨代謝サイクル

骨は、代謝を繰り返しながら一定の形と密度・質を保っています。古くなった部分が破骨細胞により破壊(吸収)されると骨の表面にある骨芽細胞が活性化され新しい骨を形成し、しなやかで強い骨質を維持しています。
骨粗しょう症は、骨の元となる栄養分の不足や、女性の場合は、閉経後のエストロゲン減少などにより破骨細胞機能が亢進し骨吸収・形成のバランスが崩れた場合に起きます。その場合、骨代謝マーカーを測定することにより、骨吸収・形成のバランスが分かり、骨質による治療法や治療薬の選択、治療の経過観察に役立ちます。

骨粗しょう症 治療薬と骨代謝マーカーの関係

骨粗しょう症の診断は、骨量・骨密度の測定や脊椎X線などにより診断されます。骨粗しょう症の治療は、主に骨吸収を抑制する治療が行われ、治療法の選択と、治療薬に応じた骨吸収マーカーと骨形成マーカー(BAPなど)が使用されます。BAP検査は、腎機能低下の影響を受けず、日内・日差でのデータ変動も少ないため、使いやすいマーカーとして評価されています。

骨形成マーカー(BAP)の使用方法について    監修:大阪市立大学病院 医学研究科代謝内分泌病態内科学 教授 稲葉 雅章 先生

 

本邦で骨粗鬆症治療薬として最も使用されているビスフォスフォネート(BP)は、骨吸収だけでなく骨形成をも 抑制するため、骨代謝回転過剰抑制が注目されています。
治療開始時には骨代謝マーカーも参考に適切な治療薬選択を行い、治療開始後も骨代謝マーカーのモニタリングを行い休薬、薬剤の変更の検討を行う必要があります。

骨吸収抑制薬(ビスフォスフォネート)使用時のBAP測定値変化率イメージ図

BAPのベースラインからの変化率

BAPは、骨形成を担う骨芽細胞の活性度を反映する指標です。
他の尿中骨形成マーカーより日内変動が小さく、骨吸収抑制剤の治療効果判定に有用です。

 

BAPの特長

  1. 食事・運動の影響がなく、日内・日差変動も小さいため、採血の時間を気にする必要はありません。
    日内・日差変動
  2. BAPはビスフォスフォネート開始から6ヶ月で安定化してきますので投与前、投与6ヶ月以降の変動率を確認することをお勧めします。
  3. 測定誤差が小さいので前回の測定値よりも9%以上低下すれば有意な変化と捉えることができ、基準値範囲内であれば良好といえます。

骨吸収抑制薬(ビスフォスフォネート)使用時の骨代謝マーカーBAPの測定ポイント例

骨代謝サイクル

骨吸収抑制薬(アレンドロネート)治療1年後の各種指標の変化と骨折抑制効果

BAPのベースラインからの変化率

大腿骨近位部の骨折抑制効果における相対リスク評価において、BAPが0.61と最も低い結果でした。
このことから、BAPによるモニタリングが治療効果の判定に最も有用であることがわかります。


ユニセルDxI800システム / ユニセルDxI600システム / Access2イムノアッセイ システム /
Access2イムノアッセイシステムPRO 測定用

骨形成マーカー「アクセス オスターゼ」(BAP)

測定方法 1ステップ酵素免疫法
検体量/検体種 25 μL / 血清、血漿(ヘパリン)
測定時間 30分
測定レンジ 0.1〜108μg/mL
内容・貯法 50テスト×2・冷蔵 (2〜10℃)
開封後の
試薬安定性
42日間(2〜10℃)
製品番号・分類 37300・体外診断用医薬品

Access2 PRO

処理速度:100テスト/時
同時分析項目数:24項目
検体架設数:同時60検体

Access2イムノアッセイ





ページトップ