2015年08月05日

「第16回日本検査血液学会学術集会 イブニングセミナー1」報告ページを掲載いたしました

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会場の外にまで並んでいただきました7月11日(土)好天に恵まれた名古屋国際会議場でイブニングセミナー「形態のエキスパートを目指して」“骨髄像の見方の基本、そしてアプローチの方法”が行われました。
演者の先生方また座長の土屋先生の人徳なのでしょうか、会場前から多くの参加者の人に並んでいただき、会場の外にも急遽列を作っていただくこととなりました。1000名収容の会場もほぼ満席の状態となり、1000部用意した配布資料も完売となりました。血液を担当される先生方の、勉強への熱心さを感じさせていただけるセミナーとなりました。参加していただいた皆様へお礼を申し上げます。来年も期待に添えるセミナーを開催しようと肝に銘じながら後片付けをさせていただきました。ありがとうございました。

二部座長 松野先生会場の様子
一部座長 久保田先生片桐先生土屋先生

第16回日本検査血液学会学術集会 イブニングセミナー1】
【日      時】   2015年7月11日(土)17:40 ~ 18:40
【会      場】 第1会場(名古屋国際会議場4号館 1階 白鳥ホール)  MAP
【演      題】 形態のエキスパートを目指して
“骨髄像の見方の基本、そしてアプローチの方法”
【演      者】 安藤 秀実先生(日本大学病院臨床検査部)
後藤 文彦先生(NTT東日本関東病院臨床検査部)
常名 政弘先生(東京大学医学部附属病院検査部)
【座      長】 土屋 逹行先生(けいゆう病院臨床検査科)
【詳      細】 本年は第三回目の骨髄検査技師の認定試験が実施され、日本検査血液学会の資格認定として定着をしつつある。骨髄検査技師の資格を取得された方々が、各施設,地域で骨髄像観察のリーダーとして活躍を始めている。骨髄像の観察とは骨髄中の幼若細胞の同定・分類を行うのみではない。骨髄の構造、骨髄中の細胞それぞれの分化・成熟過程、および細胞が果たすべき機能に関する知識を基本に、血液疾患に限らない広範な知識を持った上で行う必要がある。
骨髄検査技師を目指して研修中の臨床検査技師の中には、骨髄細胞の分画を行うことに主眼を置き、どうしても個々の細胞に対する形態観察のみに意識が向きやすく、弱拡大での観察や血液疾患以外で認められる形態変化と病態の理解がおろそかになってしまう一面も否めない。
今回のセミナーでは、好評を博した昨年のセミナーと同じ骨髄検査技師の方々を演者としてお願いをした。症例を通じて、骨髄像をどのような順番で観察すべきか、幼若細胞同定のこつ、観察のポイントや所見の取り方、考え方について、例年通り参加型のセミナー形式で開催する予定である。  


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