2015年12月07日

「ヘマトロジー講演会 in Sendai 2015」報告ページを掲載いたしました

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ストップ ザ 骨粗しょう症仙台の講演会は、地下鉄東西線開業のお祝いでホテルの前にも出店が出展される中での開催でした。第一部には野木先生から、日当直時における検査という日々の検査に直接役立つ演題を具体例を踏まえて講演をしていただきました。また、特別講演の阿南建一先生(福岡大学)には、「末梢血・骨髄像における鑑別細胞を提示しながら形態診断の極限に迫りたい」との演題概要通りに熱意のこもった講演で、参加者も熱心にペンを走らせる姿も多く見られた充実した講演会となりました。両先生および座長の寺澤先生、ご参加を頂いた皆様に厚くお礼申し上げます。

一部座長 久保田先生片桐先生土屋先生

ヘマトロジー講演会 in Sendai 2015
【日      時】 2015年12月5日(土) 13:30~17:00(13時受付開始)
【会      場】 ホテル仙台ガーデンパレス
仙台市宮城野区榴岡四丁目1番5号  MAP
【主      催】 ベックマン・コールター株式会社
【お問合わせ先】 TEL : 03-6745-4704 / 0120-566-730
E-mail : bckkcas@beckman.com
【お申し込み
   締切日】
2015年12月2日(水)
【お申し込み】 満員御礼  Web申込み締め切りました。ありがとうございました。
【お知らせ】

昨年(ヘマトロジー講演会 in Sendai 2014)の様子はこちら!

内容紹介

【講演】

 

【第一部 講演】(60分)

『日当直者に必要とされる血液検査とデータの捉え方』

【 演 者 】
野木 岐実子 先生
帝京大学医学部附属病院中央検査部
【 座 長 】
寺澤 儀男 先生
青森県立中央病院臨床検査・輸血部

< 講演サマリー >
血液学的検査は初診時に不可欠であり血液疾患などの診断に直結する場合も多い。さらに、検体採取の影響や機器の測定限界に起因した測定上のトラブルも発生しやすい。本講演では日当直時における検体や機器の取扱い、測定結果の解釈、病態との関連性など検査のポイントを解説する。さらに、当施設で経験した検体に起因する異常値や症例について提示し、それらへの対処法や各疾患について皆さんと一緒に考えていきたい。
後半では、最近の話題として、新規経口抗凝固薬(Novel Oral Anti Coagulants:NOAC) 投与時における凝固系検査データへの影響について解説する予定である

【第二部 特別講演】(120分)

『揺るがぬ細胞同定は血液診断の向上を図る』

【 演 者 】
阿南 建一 先生
福岡大学医学部 腫瘍血液感染症内科学
【 座 長 】
寺澤 儀男 先生
青森県立中央病院臨床検査・輸血部

< 講演サマリー >
血液細胞の同定は、成書や関連団体、組織から示される形態基準案に基づいて悪銭苦闘しながら日常報告している。実践的には重田の論法(1982)による分析帰納法、比較類推法、除外法の三法を巧みに使い分けて行なっているものと思われる。それは細胞分析から成書の基準法と比較したり、細胞形態の変動相を理解して特色を見抜いたり、どの系統にも合致しないことから別の系統を考える細胞同定法である。重要なことは、細胞同定が揺るがぬものとなるような技量を高め、果ては血液診断の診断率向上を目指すことである。本セミナーでは、末梢血・骨髄像における鑑別細胞を提示しながら形態診断の極限に迫りたい。



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