平成27年度日臨技北日本支部医学検査学会(第4回)報告

2015年10月17日(土)-18日(日) 北海道 札幌コンベンションセンター

  • 共催

平成27年度日臨技 北日本支部医学検査学会(第4回)が10月17日~18日に札幌コンベンションセンターにて開催されました。当社のランチョンセミナーは、18日(日)に福島県立医科大学 大花昇先生に【臨床微生物検査の守備範囲拡大に伴う光と影】と題してご講演頂きました。最終日の日曜日にも関わらず100名の会場がほぼ満席と成り、現在、話題に成っている耐性菌、細菌検査室と感染制御部の連携の重要性、さらに拡大する検査技師の業務などについて分かりやすくご講演頂きました。ありがとうございました。

平成27年度日臨技北日本支部医学検査学会(第4回) ランチョンセミナー】
【日      時】 2015年10月18日(日)12:00~12:50
【会      場】 札幌コンベンションセンター  MAP
【演      題】 「臨床微生物検査の守備範囲拡大に伴う光と影」
【演      者】 大花 昇 先生(福島県立医科大学附属病院 検査部・診療支援部)
【座      長】 高橋 俊司 先生(市立札幌病院 検査部)
【講演要旨】 近年の感染症起炎微生物は細菌、真菌、ウイルス、原虫、寄生虫および抗菌薬耐性菌など多種多様化した。特に抗菌薬耐性菌はMRSA、VRE、MDRP、MDRA、ESBL、MBLをはじめ新型耐性菌のNDM-1産生菌、KPC産生菌などの出現や5類感染症全数把握としてCREが追加されるなど,これら耐性菌の検出と特定は必要不可欠となった。さらには警戒すべき新興・再興感染症や輸入感染症への対応も求められる。また微生物検査室と感染制御部門との連携は,アウトブレイクの防止において極めて重要である。一方、臨床検査技師等に関する法律の一部改正により検査前説明,皮膚表在性の検体採取から結果説明に至るまで臨床検査技師が責任を持って対応できることになった。このように臨床微生物検査の守備範囲は大幅に拡大したが、その光と影について考察する。
【お知らせ

昨年(平成26年度 日臨技北日本支部医学検査学会)の様子はこちら!

【共      催】 ・北海道臨床衛生検査技師会
・ベックマン・コールター株式会社
平成27年度日臨技北日本支部医学検査学会(第4回) 機器展示会】
【日      時】 2015年10月17日(土)~18日(日)
【会      場】 札幌コンベンションセンター  MAP
【展示内容】

機器展示会場では、血球計数装置DxH800 と血液塗抹標本作製装置 DxH SMSをご紹介します。ぜひお立ち寄りください。



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