2015年10月02日

「ヘマトロジー講演会 in Nagoya 2015」報告ページを掲載いたしました

  • その他

今回の講演会では、第一部には常名政弘先生(東大病院)をお招きし、日当直者に必要とされる血液検査データの見方・考え方について血液疾患の症例を中心としてご提示頂き、解りやすい解説を頂きました。また、特別講演の阿南建一先生(福岡大学)には、形態診断に必要とされる基礎知識や血液疾患における形態診断の着眼点についてさまざまなケースを提示頂き、参加型のご講演を頂きました。参加された皆様は用意された色うちわで回答を頂き、演者と会場が一体となった素晴らしい講演会となりました。名古屋のヘマトロジー講演会は、今回で6回を数えますが年々大きな盛り上がりの中で閉会しており、ご参加を頂いた皆様には厚くお礼申し上げます。

常名 政弘 先生一部座長 大坪 盛夫 先生阿南 建一 先生
二部座長 岩崎 寿代 先生会場の様子

ヘマトロジー講演会 in Nagoya 2015
【日      時】 2015年9月12日(土) 14:00~17:00(13:15受付開始)
【会      場】 ミッドランドホール
名古屋市中村区名駅四丁目7番1号  MAP
【主      催】 ベックマン・コールター株式会社
【お問合わせ先】 TEL : 03-6745-4704 / 0120-566-730
E-mail : bckkcas@beckman.com
【お申し込み
   締切日】
2015年9月8日(水)
【お申し込み】 満員御礼  Web申込み締め切りました。ありがとうございました。
【お知らせ】

昨年(ヘマトロジー講演会 in Nagoya 2014)の様子はこちら!

内容紹介

【講演】

 

【第一部 講演】

『当直者も安心!今から使える検査道シリーズ
 -血算の見方・考え方,血液疾患の捉え方-』

【 演 者 】
常名 政弘 先生
東京大学医学部附属病院 検査部
【 座 長 】
大坪 盛夫 先生
碧南市民病院 医療情報システム室

< 常名政弘先生 講演サマリー >
自動血球計数機による血算測定は血液疾患のスクリーニングとして日常検査では必須の項目である。現在では、夜間、休日においても同様に検査が行われており、日当直者は血液検査担当外の技師も担当するため、結果の解釈に困惑することも多い。例えば、血小板減少に限っても採血手技による検体凝固やEDTA依存性血小板減少、病態による血小板減少症など様々な要因が挙げられ、鑑別には自動血球計数器から出力されるフラグやスキャッター情報を解釈し、場合によっては標本作製を行い、確認する必要がある。本セミナーでは、主に血液検査担当外の日当直者や血液担当の初級者向けに具体的な症例を示し、血算の見方、考え方のコツを紹介する予定である。


【第二部 特別講演】

『血液光顕的診断のピットフォールとその対策』

【 演 者 】
阿南 建一 先生
福岡大学医学部 腫瘍血液感染症内科学
【 座 長 】
岩崎 寿代 先生
沼津市立病院 臨床検査科

< 阿南建一先生 講演サマリー >
血液疾患を診断するにあたり、普通染色や特殊染色による光顕的診断は、表面マーカーや染色体・遺伝子検査への道しるべとなるものでその役割は多大である。日常より携わっている光顕的診断がスムーズに行なわれているようであっても、背景に潜むピットフォール(落とし穴)の存在は避けられない。それは、形態診断の妨げになるばかりか治療に支障を来たすため、その存在を認識した上で診断に望むことが求められる。本セミナーでは、光顕的診断におけるピットフォールに迫りながらその対策を考えてみる。



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