2015年10月29日

「第47回日本臨床検査自動化学会 & JACLaS EXPO 2015」報告ページを掲載いたしました

  • その他

JACLaS臨床検査EXPO 2015では、昨年に続いてライカマイクロシステムズ、ラジオメーターとの合同ブースで展示を行いました。今回、はじめて3社はダナハーグループの会社であることをモニターを通じて紹介させていただきました。
新しく加わった微生物検査ソリューションの微生物検査の検体処理装置WASPも展示ブースに加え、生化学、免疫、血液、微生物検査および細胞解析フローサイトのソリューションを案内するブースで、多くのお客様に供覧していただけました。
会場も例年より広く、また弊社ブースはJACLaSの集客アトラクション、セグウェイの正面でもあり、お客様の少し緊張した写真を撮影できたりなど、楽しく有意義に展示会を開催することができました。改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

ベックマン・コールター ブースWASP会場の様子

また、ランチョンセミナーは2演題。金曜は座長を犬塚和久先生にお願いし、免疫生化学に比較すると困難であった微生物検査の自動化、標準化に関して、坂梨大輔先生、大野智子先生にご発表いただきました。
土曜は、座長に森嘉生先生をお招きし、トキソプラズマ、風疹と共に母子感染症として重要なTORCH項目のひとつ、サイトメガロウィルスの検査と疫学に関して、井上直樹先生にご講演いただきました。

会場演者 梅村 創 先生
会場演者 梅村 創 先生

JACLaS EXPO 2015 臨床検査機器・試薬・システム展示会
【日      時】

2015年10月8日(木)13:00 ~ 17:00
10月9日(金)9:00 ~ 17:30
10月10日(土)9:00 ~ 14:00

【会      場】 パシフィコ横浜 展示ホールA・B・C  MAP
ベックマン・コールターブース C-1
第62回日本輸血・細胞治療学会総会 ブース
・上の画像をクリックするとフロアマップの詳細を見ることができます。
【展示内容】

  • 細菌検査ソリューション
  • 微生物検体処理システム WASP


ラジオメーター、ライカマイクロシステムズと合同展示します!

ベックマン・コールターは、2011年にダナハーグループのメンバーとなりました。
このたび同じダナハーグループのラジオメーター、ライカマイクロシステムズと合同出展します。
私たちはお客様とともに臨床検査の向上のために貢献していきます!

第47回日本臨床検査自動化学会 ランチョンセミナー 9
【日     時】 2015年10月9日(金) 12:15 ~ 12:55
【会     場】 パシフィコ横浜  MAP
第Ⅸ会場(311+312)
【座     長】 犬塚 和久 先生 (愛知県厚生連 医療事業部 医療課)
【内     容】

『微生物検査の検体採取を、品質・標準化の観点で改めて考える』

1.微生物検査室における用手法検査の課題と自動化の実際

【 演 者 】
坂梨 大輔 先生(愛知医科大学病院 感染制御部 微生物検査室)


当院では2013年の感染制御部発足以降、迅速な院内感染対策、診断に寄与するため分離菌株の薬剤耐性遺伝子や高病原性因子を中心に積極的に自動分析装置の検討、導入を行ってきた。一方、画線塗抹や染色手技においては依然用手法が主体でありいくつかの課題がある。今回、当院の遺伝子検査運用例を紹介するとともに、微生物検査領域の自動化への期待、今後について考えたい。

2.臨床検査室における Copan WASP®(WalkAway Specimen Processor)の有用性

【 演 者 】
大野 智子 先生(愛知医科大学病院 感染制御部 微生物検査室)


Copan社が開発した液相eスワブを用いることにより、検体を均質化することが可能となり、微生物検体自動化処理システムWASPが開発された。我々は、従来の画線塗抹法とWASPの画線塗抹法の比較検討を行った。その結果を報告する。

第47回日本臨床検査自動化学会 ランチョンセミナー 19
【日     時】 2015年10月10日(土) 12:15 ~ 12:55
【会     場】 パシフィコ横浜  MAP
第Ⅸ会場(311+312)
【演     者】 井上 直樹 先生 
(岐阜薬科大学生命薬学大講座感染制御学研究室 薬学科長・教授)
【座     長】 森 嘉生 先生 (国立感染症研究所ウイルス第三部第二室)
【内     容】 『母子感染症の検査と疫学―先天性サイトメガロウイルス感染を中心に』

妊娠中の感染により出生児に重篤な影響を及ぼす恐れのある代表的感染症は、その原因病原体の頭文字をとりTORCH感染症と言われる。安全な抗HSV薬の開発、風疹ワクチンの定期接種化、B型肝炎母子感染防止事業などにより、母子感染症対策には前進が見られる。しかし、依然として風疹が流行し、核家族化に伴いCMV初感染のリスクが高まるなど、問題は決して解決されてはいない。 特に先天性CMV感染症に対する認知度は低い状況にあるため、本セミナーでは、私が関与した多施設共同研究などで得られたCMVの検査と疫学に関する知見を中心に講演したい。


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